ホーム>バックナンバー2011>泥沼内閣？

　平成二十三年(2011)九月、毎年恒例となった新内閣が誕生した。
　野田佳彦(のだよしひこ)内閣である。
「どじょうがさ　金魚のまねすることねんだよなあ」
　八月末、野田は民主党代表選で「相田みつを」の詩を引用、
「泥臭く、汗をかいて政治を前進させる」
　と、主張し、党内の共感を得て代表となった。

　鳩山由紀夫(はとやまゆきお。「役人味」など参照)元首相や菅直人(かんなおと。「攘夷味」など参照)前首相の泥をかぶり、「死のまち」「放射能つけちゃうぞ」発言で辞任した鉢呂吉雄(はちろよしお)経産相に泥を塗られた野田首相が、どうやって日本の泥沼を泳いでいくかは今後の見ものである。
　首相になったからにはがんばっていただきたいが、泥棒に追い銭を投げたり、泥のように眠ったりして欲しくはない。

　はい。というわけで今回は「騒乱味」と「暴力味」の続き、「第二次長島一向一揆攻め」を取り上げます。
　どうぞ御覧ください。

[2011年9月末日執筆]
参考文献はコチラ

「第二次長島一向一揆攻め」登場人物

【林通政(光時・新次郎)】はやしみちまさ(みつとき・しんじろう)。拙者。織田軍随一の勇者。槍の名手。

【織田信長】おだのぶなが。上様。通政の主君。美濃岐阜城主。織田軍総帥。

【林秀貞(通勝・佐渡守)】はやしひでさだ(みちかつ・さどのかみ)。通政の父。織田家筆頭家老。

【柴田勝家】しばたかついえ。信長の家臣。
【明智光秀】あけちみつひで。信長の家臣。
【氏家直昌】うじいえなおまさ。信長の家臣。美濃大垣城主。卜全の子。
【毛屋猪介】けやいのすけ。信長の家臣。元朝倉義景家臣。

【木下(豊臣)秀吉】きのした(とよとみ)ひでよし。信長の家臣。

【賀藤次郎左衛門】かとうじろうざえもん。通政の配下。弓の名手。

【織田軍の人々】
【長島一向一揆軍の人々】

【日根野弘就】ひねのひろなり。ナゾの侍。斎藤竜興の旧臣。