ホーム>バックナンバー2012>ロンドン五輪と英国人

　平成二十四年(2012)六月、第三十回夏季オリンピック大会が英国の首都ロンドン(London)で始まった。
　ロンドンでの開催回数は世界最多、明治四十一年(1908)の第四回大会、昭和二十三年(1948)の第十四回大会に続いて三度目である。

　というわけで今回は日本史にかかわりの深い英国人を紹介する。
　というと、
「英国人が出るの？どうせまたワルなんだろうね」
　そう思われる方が多いであろう。
　何しろ今まで弊サイトに登場してきた英国人はワルばっかである。

　　「富豪味」のグラバー　　　→　自称ワル
　　「攘夷味」のオールコック　→　高杉晋作らから見てワル
　　「制裁味」のチャーチル　→　大日本帝国から見てワル
　　「海難味」のドレーク　　　→　誰から見てもワル

　これでは読者の方々に「英国人＝ワル」というイメージを与えてしまうため、今回は極めて善良なる英国紳士を用意した。
　文豪ラフカディオ・ハーン(Lafcadio Hearn)、日本名・小泉八雲(こいずみやくも)である。

[2012年7月末日執筆]
参考文献はコチラ

「小泉八雲」登場人物

【小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)】こいずみやくも。小説家・日本学者。

【小泉節子(セツ)】こいずみせつこ。八雲の妻。

【西田千太郎】にしだせんたろう。松江中学教頭。

【川田　順】かわだじゅん。八雲の教え子。帝大の学生。

【材木町の下宿の主人】
【いじめられっ子猫】
【いじめっ子たち】
【東郷温泉の女将】
【東郷温泉の客たち】
【「瘤寺」の老住職】
【帝大の学生たち】
【医者】

【ガマガエル】
【ヤマバト】
【ヘビ】
【カエルたち】
【ホタルたち】
【マツムシたち】
【ナツムシたち】

【オバアな女将】