★ 風林火山!戦国最強!の武田信玄が完敗!? 〜 武田家臣団筆頭・板垣信方、上田原の戦に散る!! |
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武田二十四将 (異説あり) |
武田信繁(典厩・左馬助) 武田信廉(信綱・逍遥軒・刑部少輔) 一条信竜(上野介・右衛門大夫) 穴山信君(梅雪・左衛門大夫・玄蕃頭) 板垣信方(信形・駿河守) 甘利虎泰(備前守) 飯富虎昌(兵部少輔) 馬場信房(信春・信勝・美濃守・民部大輔) 山県昌景(三郎兵衛尉) 真田幸隆(弾正忠・一徳斎) 真田信綱(源太左衛門尉) 秋山信友(虎繁・晴近・伯耆守) 高坂虎綱(春日虎綱・香坂昌信・弾正忠) 内藤昌豊(修理亮) 土屋昌次(昌続・右衛門尉) 原虎胤(虎種・清岩・美濃守) 原昌胤(隼人佑) 横田高松(備中守) 三枝守友(勘解由左衛門) 多田満頼(淡路守) 小幡虎盛(織部・山城守) 小幡昌盛(豊後守) 山本晴幸(勘助・勘介) 小山田信茂(左兵衛尉・越前守) または武田勝頼(諏訪四郎・伊奈四郎) |
平成二十八年(2016)一月、「ゲスの極み乙女。つながり(いわゆるゲスノート)」の政治家と芸能人が失脚した。
経済再生相・甘利明(あまりあきら)と、マルチ女性タレント・ベッキーである。
片や賄賂、片や不倫――。
カネと色という、まさしくゲスの極み!な原因であった。
しかも書き立てたのは、両件とも「週刊文春(しゅうかんぶんしゅん)」という。
「週刊文春」には、「下品探知機」でもあるのであろうか?
さて、甘利明であるが、武田信玄の家臣・甘利虎泰(とらやす)の子孫だという。
そういえば、虎泰と共に上田原(うえだはら。長野県上田市)の戦で戦死した板垣信方(いたがきのぶかた。信形)は、隈板内閣の内相・板垣退助の先祖だという。
天下を取れなかった信玄家臣の子孫たちが、後世の国政で重要閣僚として活躍したのは、おもしろい因縁であろう。
という訳で今回は上田原の戦での板垣信方の戦死を取り上げたい。
本当は甘利虎泰を取り上げたかったのであるが、こちらの最期は武田氏の軍学書『甲陽軍鑑(こうようぐんかん。高坂虎綱著)』に詳しくない(しかも別の戦いで戦死したことになっている)。
そうそう。上田原近辺は今年の大河ドラマ『真田丸(さなだまる。三谷幸喜作)』の舞台でもある。
それにしても、『真田丸』はなかなかである。
各所に散りばめられた「ワナ」も乙であるが、真田昌幸(まさゆき)がおもしろい。
兵は詭道(きどう)を地で行っているが、なぜか憎めないのである。
一方、穴山梅雪(あなやまばいせつ)の詭道はえげつない(関西の意味で)。
あの流れだと、「ぐびぽ!」も見られるかもしれませんね♪(「穴雪味」参照)
[2016年1月末日執筆]
ゆかりの地の地図
参考文献はコチラ
【板垣信方】いたがきのぶかた。諏訪郡代。信濃上原城代。武田晴信(信玄)の家臣。
【甘利虎泰】あまりとらやす。甲斐甘利領主。晴信の家臣。
【初鹿野高利】はじかのたかとし。晴信の家臣。
【武田晴信(信玄)】たけだはるのぶ(しんげん)。甲斐躑躅ヶ崎館主。信方らの主君。
【真田幸隆】さなだゆきたか。信濃岩尾城主。晴信の家臣。
【案内役】
【武田軍の人々】
【村上軍の人々】
【安中一藤太】あんなかいちとうた。義清の家臣。
【上条織部】かみじょうおりべ。義清の家臣。
【村上義清】むらかみよしきよ。葛尾城主。北信の豪将。