★ 復任祝い!竣工式典!半端ない御長寿を御招待!? 〜 三河国宝飯郡の百姓・万平二百四十二歳!!! |
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大迫 半端 W杯ロシア大会 西野ジャパン 万平 水野忠邦 永代橋 |
平成三十年(2018)六月、W杯ロシア大会で半端ない日本人選手たちが暴れた。
大会直前には、 「おっさんジャパン」や「忖度(そんたく)ジャパン」と揶揄(やゆ)されていたサムライたちが、意外なほどの活躍を見せた。
「大迫(大迫勇也)半端ないって」
「西野監督(西野朗)、ごめんなさい」
「本田(本田圭佑)△(さんカッケー)」
「セクシーフットボール乾(乾貴士)」
「ドローンアイ柴崎(柴崎岳)」
「川島(川島永嗣)それはないって」
「ごめん。川島半端ないって」
ただし、西野ジャパンが決勝トーナメント進出を紙二重(イエローカード二枚)の差で決めた一次リーグ最終戦ポーランド戦での終盤の時間稼ぎ(ボール回し)には、賛否両論があった。
「負けてるのに攻めないんかよ!」
「これが決勝トーナメントに進出するための戦略なんだ」
「そのためには手段を選ばないんかよ!」
「ルールに違反したことはしていない」
「セネガルが点取っちまったらどうするんだ!」
「西野監督は賭(か)けに出たんだよ!」
「他力本願とは、ずいぶん消極的な賭けだな」
「そんなこといって、決勝トーナメントに行きたくなかったのかい?」
競技も状況も違うが、第七十四回全国高校野球選手権大会(1992)で、明徳義塾高の馬淵史郎(まぶちしろう)監督が星稜高の強打者・松井秀喜(まついひでき)選手を五打席連続敬遠してまで勝った試合を思い出した。
次なる勝利の布石として、「三十六計逃げるに如かず」はアリであろう。
大会前のドタバタや悪評も、一次リーグのコロンビア戦で勝ったことで吹き飛ばすことができたのである。
「日本それはないって」
今回の批判も、次のベルギー戦で勝てばひっくり返すことができるであろう。
もし勝てなければ、「半端ない」ではなく、ただの「半端」で終わるだけである。
というわけで今回は「半端味」である。
二百四十二歳という半端ない御長寿が登場する、半端に仕上げた物語です。
[2018年6月末日執筆]
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参考文献はコチラ
【水野忠邦】みずのただくに。老中首座。
【万 平】まんべい。三河国宝飯郡水泉村の百姓。超絶御長寿。
【太 久】たく。万平の妻。
【万 吉】まんきち。万平の長男。
【茂 牟】しげむ。万吉の妻。
【万 歳】まんぞう。万平の孫。
【陽 須】やす。万歳の妻。
【鳥居耀蔵】とりいようぞう。忠邦の側近。江戸町奉行。
【跡部良弼】あとべよしすけ。忠邦の弟。勘定奉行→江戸町奉行。