ホーム>バックナンバー2021>令和三年２月号(通算232号)変異味　人類vs.コロナ新展開

　人類とコロナウイルス(COVID19)の戦いは一年を過ぎた(「猛威味」「ロス味」「祇園味」等参照)。
　令和三年一月(2021)、世界の感染者はとうとう一億人を超えた。
　それでも、感染のピークは過ぎたという。
　ワクチンという光明が人類を救ってくれるという。

　しかし、懸念材料もある。
　英国などで登場した変異ウイルスである。
「ワクチンは英国型(アルファ株)の変異ウイルスにも有効です」
　というが、南アフリカ型(ベータ株)やブラジル型(ガンマ株)にも有効だとはされていない。
　コロナといえば、重症急性呼吸器症候群(SARS)などの前例もある。
　今後も新たな変異ウイルスや新種ウイルスが登場してもおかしくはない。

　はい、というわけで今月は「変異味」です。
　平治元年(1156)の平治の乱後に布引の滝(ぬのびきのたき。神戸市中央区)で起こった変異をお届けします。

[2021年1月末日執筆]
ゆかりの地の地図

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「布引の滝の変異」登場人物