★ 極悪非道! 地獄変相! 北海に凍る悲しきアイヌの叫び!
 〜 和人vsアイヌ最後の戦い「クナシリ・メナシの蜂起」!!

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北方領土はアフリカ人のものである
1.江差の密談
2.酋長の変死 
3.国後の蜂起 
4.蝦夷の始末

 北方領土は誰のものか?
 日本人のものなのか?
 ロシア人のものなのか?

 実は北方領土はアフリカ人のものである。

 地球人の祖先はアフリカ人である。
 アフリカ人が世界に散ってアジア人やヨーロッパ人やアメリカ人やオセアニア人になったわけであり、もとはみんなアフリカ人であった。

 太古、アフリカ人は日本にもやって来た。
 大別すると、二度にわたって渡ってきた。
 最初にやって来たアフリカ人は、まだ日本が大陸と陸続きだった頃に渡ってきた。
 これが、「日本方面第一波アフリカ人」であり、「原日本人」であり、「地祗
(ちぎ)族」であり、「縄文人」であり、「蝦夷」であり、「アイヌ」なのであろう。

 次にやって来たアフリカ人は、海を船で渡ってきた。
 これが「日本方面第二波アフリカ人」であり、「新日本人」であり、「天神族」であり、「弥生人」であり、「和人」なのであろう。

 やがて和人アイヌと「融和」と「対立」を繰り返しながら、次第にこれを東へ北へと追いやっていった。
 二派の戦いは、次の三つに大別される。

   古墳時代 ⇒ 天神族 vs 地祗族
   律令時代 ⇒ 大和政権 vs 蝦夷
   封建時代 ⇒ 松前藩 vs アイヌ 

 そして寛政元年(1789)の「クナシリ・メナシの蜂起(クナシリ・メナシの戦。寛政アイヌの蜂起。国後・目梨の乱。クナシリ島の蜂起など名称様々)」を最後に、アイヌ和人に完全に屈服してしまったのである。

 ということで今回は、「クナシリ・メナシの蜂起」を採り上げたい。
 長きにわたって和人アイヌに採ってきた方針は、やがて「朝鮮方面アフリカ人」や「中国方面アフリカ人」に対しても採用されることになるのである。

 戦前、ある子供が父親に尋ねた。
「学校では『大東亜共栄圏』や『五族協和』を教えているのに、どうして日本人は中国人や朝鮮人を差別しているの?」
 父親は答えた。
「そうだね。おかしいね。朝鮮は独立させるべきだし、満州台湾中国に返すべきだよね」
 大人は子供に対しては正直である。

[2006年8月末日執筆]
参考文献はコチラ

「クナシリ・メナシの蜂起」登場人物

【マメキリ】クナシリアイヌの指導者。サンキチの弟。

【セワハヤフ】クナシリアイヌの指導者。ツキノエの子。

【ホロメキ】メナシアイヌの指導者。

【サンキチ】クナシリ・マメキラフの酋長。
【ホニシアイヌ】クナシリアイヌの指導者。サンキチの子。

【ションコ】ノッカマップアイヌの大酋長。
【イトコイ】アッケシアイヌの大酋長。

【ツキノエ】クナシリアイヌの大酋長。セワハヤフの父。

【松平定信】まつだいらさだのぶ。老中首座。江戸幕府の首領。松平定信

【サンキチの使い】
【その他のアイヌ】
【死刑執行人】
【仮牢の番人】

【その他の和人】


【飛騨屋久兵衛】ひだやきゅうべえ。場所請負商人。飛騨屋当主。

【 左兵衛 】さへえ。飛騨屋国後支配人。
【 伝 七 】でんしち。飛騨屋厚岸支配人。

【松井広次】まついひろつぐ。松前藩物頭。征討軍副将。
【竹田勘平】たけだかんべい。松前藩足軽。国後の役人。

【新井田正寿】にいだまさとし。松前藩番頭。征討軍大将。

【松前道広】まつまえみちひろ。蝦夷地松前藩主。


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