★ 燎原之火!周章狼狽!火の水、泥流迫りくる!! 〜 上野国鎌原村壊滅!天明の浅間山大噴火!! |
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ホーム>バックナンバー2012>富士山などは噴火するのか?
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富士山(ふじさん。山梨県・静岡県)はいつ噴火してもおかしくないという。
周期的にはそろそろきそうだといわれている。
もう何十年も前からいわれていることである。
かつて富士山は活発に活動していた。
平安時代の伝奇物語『竹取物語』(「偽装味」参照)には、山頂から噴煙を上げていたことが記されている。
有史以来の大規模な噴火としては、貞観六年(864)七月のものと、宝永四年(1707)十一月のものが知られている。
が、宝永の噴火を最後に不気味に沈黙してしまった。
富士山の女神・木花開耶姫(このはなのさくやびめ)については「山岳味」で紹介したので(「富士味」も参照)、今回は天明の飢饉の一因にもなった江戸時代最大級の火山噴火「天明の浅間山大噴火」を採り上げます。
そうです。「東洋のポンペイ(Pompeii)」とも呼ばれる上野の鎌原村(かんばらむら。群馬県嬬恋村)を襲った悲劇の物語です。
「ああ。ってことは、今回は悲しい物語なのか……」
申し訳ございません。そのつもりで書き始めたのですが、どうにも私には悲しい物語は書けないようです。
[2012年3月末日執筆]
参考文献はコチラ
【悪い女】上野国鎌原村の村民。死ね死ねブスブス女。
【二股男】
【良い女】
【二股男の母親】
【古老】
【ブサイクナンバーワン】
【悪い女のダチの若者たち】
【子供たち】
【黒岩長左衛門】くろいわちょうざえもん。大笹村の富裕層。