★ 酒乱! 変態! ぐてんぐてん! 飲んだら偉人もヨッパライ!? 〜 ああ万札が、慶応が、『福翁自伝』にある福沢諭吉の醜態!! |
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最近、飲酒運転・飲酒乱行による犯罪が毎日のようにチマタをにぎわせている。
生涯に一度も車の飲酒運転をしたことがなく、免許取得以降不動の優良運転者の私にとっては全くもって理解不能、心情不可解極まりない(自慢タラタラに聞こえるかもしれないが、ようはペーパードライバーだからだ)。
また、生涯に一度も飲酒乱行をしたことがなく、しらふの時ですら無関係な女性に触ったことがない私にとっては全くもって理解不能、心情不可解極まりない(自慢タラタラに聞こえるかもしれないが、ようは女性が寄り付かない上に酒を飲まなくなったからだ)。
当然、警察の厄介になったこともなく、パトカーに追われるどころか、追いかけて喜んでいる私にとっては、これらの人々は全く別世界の異次元異空間の人々なのであろう。
まあ、こんな私も遠き学生時代には「自転車」の飲酒運転を何度か行っていたわけで(今はやっておりません。念のため)、酔った勢いで隣の隣の県の山奥まで走ってしまって、家に帰るのに非常に難儀したこともございました。
今でもよく、
「これがサバイバルだー! ネイティブアメリカンなんだー!」
なーんてわけのわからないことを叫びながらバカみたいに原野を駆け回っていたあの頃のあちこちの景色がフッと脳裏をかすめて懐かしく思い、また一度その場所に行ってみたいと思う次第でありますが、なにせ体がついていかなくなりましたので、このように静かにしておる次第でございます。
旅に病んで夢は枯野をかけ巡る
松尾芭蕉(まつおばしょう)
とにかく、飲酒の「醜態」というものは誰でも経験することだと思いますが、それを「犯罪」に発展させてはいけません。「醜態」は酔いがさめれば「チャラ」ですが「犯罪」というものはその後も「継続」してしまうからです。
なーんて、そんなことは飲酒常習者の方々もよーく分かっておりますよね。
というわけでそんな方々に自信を付けさせるわけではありませんが、今回はあの幕末明治の大偉人が飲酒後に起こした大失態を紹介します。
そうです。みんな知ってる、みんな大好きなあのお方の醜態です。
残念ながら今現在、そのお方は私のところには留守しております。いつ帰ってくるかは聞いておりません。
あれ? 一葉ちゃんも新渡戸ウジもいないですな。
おお! 岩倉さん、まだ御存命でしたか……。
[2006年9月末日執筆]
参考文献はコチラ
【福沢諭吉】ふくざわゆきち。緒方塾塾長。
【松岡勇記】まつおかゆうき。緒方塾塾生。長州出身。
【お松】おまつ。緒方塾の下女。
【お竹】おたけ。緒方塾の下女。
【その他下女】
【緒方(億川)八重】おがた(おくかわ)やえ。奥さん。緒方塾創始者・緒方洪庵の妻。