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ホーム>バックナンバー2021>令和三年5月号(通算235号)貨幣味 新硬貨&新紙幣

新硬貨&新貨幣
1.五重塔
2.高野聖
3.何処へ
4.土

 令和三年(2021)四月二十七日、財務省は十一月から新五百円硬貨を発行すると発表した。
 直径二十六・五ミリメートル、重量七・一グラム。素材はニッケル黄銅、白銅及び銅で、「二色三層構造
(バイカラー・クラッド)」と「異形斜めギザ」いう新しい偽造防止技術を導入したという。
 五百円硬貨の初登場は昭和五十七年(1982)だが、今回で二度目のデザイン変更である。

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渋沢栄一
青天を衝け
三十帖冊子
無空

 令和六年(2024)からは紙幣の顔も変わる。
 今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け
(せいてんをつけ。大森美香作)』は新一万円札の顔・渋沢栄一だが、農民出身の商人を主人公にした物語は新鮮である。

 というわけで今回は「貨幣味」にしてみました。
 新硬貨や新紙幣の発行もいいですが、貨幣制度そのものを変革する時期に来ているのではないでしょうか?

[2021年4月末日執筆]
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参考文献はコチラ

「三十帖冊子事件」登場人物

【無 空】むくう。権律師。金剛峰寺座主2世。真言宗僧。俗姓橘氏。

【橘 逸勢】たちばなのはやなり。大きな筆を背負ったおじさん。三筆の一。

【橘 義子】
たちばなのぎし・よしこ。お香のきついおばさん。宇多天皇(法皇)の女御。

【藤原仲平】
ふじわらのなかひら。琵琶を持った酔っぱらい。参議。時平の弟。忠平の兄。

【真 然】しんねん・しんぜん。無空の師。空海の甥。金剛峰寺座主創設者。真言宗僧。
【宇多法皇(天皇)】うだほうおう(てんのう)。伝59代天皇。義子の夫。

【尊 意】そんい。天台宗僧。

【藤原仲平の資人】
【無空の弟子たち】
【東寺の連中】

【真 雅】しんが。東寺長者4世。空海の弟。真言宗僧。
【宗 叡】しゅえい・しゅうえい。東寺長者5世。真言・天台宗僧。

【観 賢】
かんけん・かんげん。東寺長者9世。真言宗僧。

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