★ 貴穀賤金→貴金賤穀!米より金の時代到来!!
  〜 おカネ大好き田沼意次の華麗なる賄賂生活!!

ホーム>バックナンバー2019>令和元年11月号(通算217号)金品味 金は天下の回り方がおかしい

金は天下の回り方がおかしい
1.なぜか評判のいい男
2.賄賂こいこい
3.行列のできる田沼屋敷
4.拡張もできる田沼屋敷
5.大きな京人形
6.金の切れ目が縁の切れ目

 祭典は楽しい。
 善人も喜ぶが、悪人はもっと喜んでいる。
 合法でも非合法でももうけられるからである。
 災害は悲しい。
 善人は同情するが、悪人は喜んでいる。
 有事での行政の動きは鈍い。
 比べて悪人どもは早過ぎる。
 災害時の行政は、悪党対策どころではない。
 有事の悪党どもは、卑劣を極めている。

 消費増税に始まった令和元年(2019)十月は、国内だけでも大きな出来事が多かった。
 即位礼正殿の儀、ラグビーW杯日本開催史上初ベスト八進出、台風十九号上陸と台風二十一号豪雨、関電原発マネー贈賄事件、東京五輪マラソン&競歩札幌移転問題、菅原一秀
(すがわらいっしゅう)経産相&河井克行(かわいかつゆき)法相更迭、チュートリアル徳井義実(とくいよしみ)億超え悪質申告漏れ芸能活動自粛、首里城大炎上などである。
 これらには共通点がある。
 どれもこれも多額の金品が流れたことである。
 しかもその流れは、必要な方には届かず、悪徳なヤツの懐に入っている場合が多い。
 金持ちがますます富み、貧乏人がますます窮する資本主義社会の欠陥は、どうにか修正してほしいものである。

 はい、というわけで今回は「金品味」ということで、江戸時代の金の亡者、おカネ大好き元祖賄賂(わいろ)政治家・田沼意次の登場です。
 そうです。「改竄味」でぶっ殺された田沼意知
(おきとも)のオヤジです(「田沼氏系図」参照)
 今年
(2019年)は意次生誕三百年目の年で、彼が遠江相良藩主として治めていた静岡県牧之原市では十一月十七日に記念大祭があるそうです。
 近年では彼の経済政策を評価する声も多いですが、賄賂政治まで肯定して欲しくはありませんね。

[2019年10月末日執筆]
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参考文献はコチラ

「田沼意次賄賂生活」登場人物

【田沼意次(主殿頭)】たぬまおきつぐ。側衆→老中・遠江相良藩主。

【徳川家治】とくがわいえはる。江戸幕府10代将軍。意次の主君。

【津田おちほ(篤子)】つだおちほ。家治の妾。

【田沼意次の妾】


【松本秀持(伊豆守)】まつもとひでもち(いずのかみ)。勘定奉行。意次の部下。

【大岡忠善(兵庫頭)】おおおかただよし。側衆。意次の同僚。武蔵岩槻藩主。

【阿部正敏(能登守)】あべまさとし(のとのかみ)。奏者番→大坂城代・武蔵忍藩主。

【松浦静山(清)】まつら・まつうらせいざん(きよし)。肥前平戸藩主。

【客人たち】
【見舞客】
【行列の人々】
【田沼家の人々】
【松本家の人】
【京人形】
【うわさする人々】
【田沼家の宰領】
【民衆】


【秋元凉朝(但馬守)】
あきもとすけとも(たじまのかみ)。老中。意次の上司。武蔵川越→出羽山形藩主。

【松平定信(越中守)】まつだいらさだのぶ(えっちゅうのかみ)。意次の政敵。陸奥白河藩主。後の老中。

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