★ 大金獲得!精神崩壊?金ありすぎて何か変!? 〜 百円札灯したあの人!? 虎大尽・山本唯三郎!! |
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ホーム>バックナンバー2022>令和四年6月号(通算248号)成金味 うらやましくない成金
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成金――。
「なれるもんならなってみてー!」
って人も多いことであろう。
令和四年(2022)五月には、日本と世界でそれぞれ「成金」が話題になった。
一瞬にして「金持ち」になっちゃった山口県阿武町臨時特別給付金四千六百三十万円誤送金騒動の田口翔(たぐちしょう)容疑者と、世界中から支援が集まってくるウクライナのゼレンスキー大統領である。
それでも、この二人はどうにもうらやましいとは思えない。
はい、というわけで今月は「成金味」にしてみました。
大正時代の船成金・山本唯三郎(やまもとたださぶろう)を紹介します。
「誰それ?」
うーん、教科書にも名前が載らない人なので、首を傾げる人が多いのも無理ありません。
でも、彼の逸話は大戦景気の船成金を描いた和田邦坊(わだくにぼう)の風刺漫画として教科書にも載っていると思いますよ。
探す芸者(または女中)。
「暗くてお靴が分からないわ」
富豪そうなおじさんが百円札に火をつけて、
ぼわっ!
「どうだ、明るくなったろう?」
そうです!
あの「どうだ明るくなったろうおじさん」が山本唯三郎だといわれているんです(諸説あり)!
では、彼の生涯とはどんなものだったのでしょうか?
それでは、どぞっ!
[2022年5月末日執筆]
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