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ホーム>バックナンバー2012>日食と平清盛(たいらのきよもり)
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平成二十四年(2012)五月二十一日朝、日本国内の太平洋側地域で世にも珍しい金環日食が見られるそうです。
国内で金環日食が見られるのは、昭和六十二年(1987)九月二十三日に沖縄で観測されて以来二十五年ぶり、東京で見られるのは天保十年(1839)以来百七十三年ぶりのことだそうです。
「そんなら見ようか」
と、思われる方も、決して肉眼では御覧にならないでください。
夢中で見ているうちに、視界が見る見る欠けていくことにもなりかねません。
金環日食を御覧になる場合は、あざとい業者がお勧めする「観測グッズ」を買いましょう。
「よし。用意したぞ。あとは見るだけだ」
そうやって万全の態勢を整えたところで、雨天になっちまった場合は、天より激しく泣くしかありません。
と、いうわけで今月は日食の逸話を紹介します。
いえいえ。「天の岩戸」のお話ではございません。それはすでに「倭国味」でやりました。
平安時代末期の源平合戦「水島(みずしま。岡山県倉敷市)の戦(水島合戦)」です。
ふふーん。NHK大河ドラマで「平清盛」やってますからトレンディーでしょ?(トレンディーという言葉自体もはやトレンディーではないような気もしますが……)
「平清盛」、個人的にはお気に入りなんですが、視聴率が著しく低迷しているそうです。どうしてなんでしょうかねえ〜。
そこで私なりに一般人に人気のない理由を考えてみました。
1.平安時代のため、知った名前が少ない。
2.平安時代のため、なじみのない語句が多い。
3.ストーリーがお茶の間向きではない。
4.偉い人のほとんどが怖い顔だ。
5.偉い人のほとんどが性格もワルだ。
6,清盛の考え方にいまいち共感できない。
7.清盛役の俳優(松山ケンイチ)が既婚者だ。
と、いったところではないでしょうか?
こんな具合ではまた「戦国幕末かわりばんこ」になっちゃいますよね。
オールラウンド好きな私としては寂しいことです。
――あ、弊サイトは視聴率は関係ありませんので、何時代にかかわりなく、テキトーに魂込めて書いております。
ただし、昭和〜平成時代は、何とな〜く圧力がかかりそうなので、あまり書きませんけど。
[2012年4月末日執筆]
参考文献はコチラ
【平 知盛】たいらのとももり。清盛の四男。『平家物語』では平家軍大将軍。
【平 重衡】たいらのしげひら。清盛の五男。『源平盛衰記』では平家軍大将軍。
【平 教経】たいらののりつね。教盛の子。清盛の甥。
【平家軍の人々】
【源氏軍の人々】
【海野行広】うんのゆきひろ。源氏軍大将軍。
【源(足利・矢田)義清】みなもとの(あしかが・みやた)よしきよ。源氏軍大将軍。