★ 因果覿面!震天動地!いじめたヤツはみな殺し!? 〜 キョーレツ!天満大自在天神・菅原道真の逆襲!! |
||||||||||||||
ホーム>バックナンバー2010>陸山会政治資金規正法違反事件
|
有罪か無罪かを客観的に判断することは難しい。
悪いことをしたかしていないかは、結局のところ、当人の心中を切り開いて見なければ判らないからである。
自白は大きな証拠であるが、それすら完璧(かんぺき)ではなく、現行犯ですら、精神的に病んでいた場合は罪を問われない。
「疑わしきは罰せず」という法律上の原則があるが、境界線がどうにもあいまいである。
ちまたでは小沢一郎(おざわいちろう)民主党幹事長の資金管理団体・陸山会(りくざんかい)の土地購入をめぐる事件が取りざたされているが、はたしてこれはどうであろうか?
かつて「金竹小(コンチクショー)」と呼ばれた自民党経世会(けいせいかい。竹下派。→平成研究会=額賀派)の実力者三人のうち、二人(金丸信元自民党副総裁・竹下登元首相)までもが汚職事件で失脚しているため、第三の男である小沢幹事長に検察が目をつけるのは当然の成り行きといえよう。
つまり、小沢が二人を「真似」していればアウトであり、「学習」していればセーフということもあり得るわけである。
日本史上、冤罪(えんざい)事件や冤罪と思われる事件は多々ある。
当サイトでは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の横暴(「倭国味」参照)、葛城玉田(かずらきのたまだ)殺害(「震災味」参照)、眉輪王(まよわのおう)の変(「非行味」参照)、崇峻天皇暗殺(「襲撃味」参照)、有間皇子(ありまのおうじ)の変(「ウソ味」参照)、橘諸兄辞任(「辞任味」参照)、伊予親王(いよしんのう)の変(「平城味」参照)、阿衡の紛議(「スト味」参照)、昌泰の変(「受験味」参照)、長徳の変(「満月味」参照)、塩冶高貞(えんやたかさだ)殺害(「暴走味」参照)、霜月騒動(「揉事味」参照)、二条御所の戦(「剣豪味」参照)、大坂冬の陣(「籠城味」参照)などは冤罪としてきたが、実際はそうではなかったかもしれない。
逆に、保食神(うけもちのかみ)殺害事件(「大豆味」参照)、藤原広嗣の乱(「暴発味」参照)、橘奈良麻呂の変(「意地味」参照)、道鏡皇位事件(「女帝味」参照)、井上内親王(いのうえないしんのう)の変(「ヤミ味」参照)、薬子の変(「内乱味」参照)、応天門の変(「告発味」参照)、藤原陳忠(のぶただ)転落事件(「役人味」参照)、平忠盛闇討事件(「泥酔味」参照)、源実朝暗殺(「将軍味」参照)、承久の乱(「栄光味」参照)、正中の変(「秘密味」参照)、大久保長安事件(「裏金味」参照)、曽根崎心中(「心中味」参照)、ノルマントン号事件(「海難味」参照)などは、その気ありとしてきたが、実際は冤罪であったかも知れないわけである。
ということで今回は入試シーズンということもあって、天神様・菅原道真の死後の逆襲を採り上げたい。
つまり、「受験味」の続編である。
[2010年1月末日執筆]
参考文献はコチラ
【醍醐天皇】だいごてんのう。伝60代天皇。
【藤原時平】ふじわらのときひら。左大臣。
【 源 光 】みなもとのひかる。右大臣。
【藤原穏子】ふじわらのおんし。醍醐天皇皇后。
【 聖 宝 】しょうぼう。僧正。真言宗僧。
【藤原菅根】ふじわらのすがね。参議。道真の元弟子。
【紀長谷雄】きのはせお。中納言。道真の親友。
【味酒安行】うまざけ・まさけのゆすゆき。道真の弟子。
【源 公忠】みなもとのきんただ。蔵人。
【藤原清貫】ふじわらのきよつら。大納言。
【平 希世】たいらのまれよ。右中弁。
【美努忠包】みぬのただかね。右兵衛佐。
【紀 蔭連】きのかげつら。右兵衛佐。
【安曇宗仁】あずみのむねひと。
【三善清行】みよしのきよゆき・みよしきよゆき。→参議。
【 浄 蔵 】じょうぞう。天台宗僧。三善清行の子。
【公卿たち】
【官人たち】
【女官たち】
【都の人々】
【お付きの僧】
【源光の馬】
【源光の従者】
【なぜかコワモテの男】
【赤鬼】
【青鬼】
【藤原忠平】ふじわらのただひら。→右大臣。
【 尊 意 】そんい。→天台座主。道真の仏教の師。
【菅原道真】すがわらのみちざね。怨霊。天満大自在天神。