★ 喧嘩! 内乱! 大紛争! 堪忍袋の緒も切れた!! 〜 比類なきの自爆行為! 上杉謙信の怒髪天!! |
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平成十九年(2007)九月二十五日、安倍晋三内閣が総辞職し、福田康夫(ふくだやすお。赳夫の子)元官房長官が第九十一代内閣総理大臣に就任、福田内閣が発足した(正式発足は翌二十六日)。父子二代の首相就任は憲政史上初めてのことである。
それにしても、ついこの間まで誰がこの展開を予測したであろうか?
安倍首相の突然の辞任宣言もそうであったが、直後は誰もが麻生太郎(あそうたろう)自民党幹事長が後任だと確信していたに違いない。
それがフタをあけてみればこんな具合である。歴史の展開としてはおもしろいであろうが、現在生きる一般庶民には、そんなことより年金・格差その他諸問題を何とかして欲しいであろう。
「麻生クーデター説」は否定されたが、後世の歴史家はこれについてさまざまな考証をするであろう。
実際のところは本人しかあずかり知らぬところであるが、歴史とは必ずしも事実ではなく、途方もないところまで広がり飛んでいくものである。この世の中に完全なる歴史など、ただ一つとして存在しない。歴史は客観的なものである。本来当事者しか知らないことを、勝手に部外者が考証し、不明な点には想像を加えたものである。だからこそ、解釈の違いによっていく通りもの歴史が存在してしまうわけである。
後世、あるいは麻生は「伴善男(「告発味」参照)」になっているかも知れない。
権力は魔性であるという。
権力とまったく無縁の私にとっては鼻で笑って吹き飛ばしたい言葉であるが、実際にそれに近いところにいる方々は、どうやらそうではないらしい。
戦国時代、武将たちはこれが欲しくて欲しくてみな戦いに明け暮れていた。
では、義の武将として知られる上杉謙信は権力についてどう考えていたのであろうか?
そのことについては、今回紹介する事件が如実に物語っていることと思われる。
[2007年9月末日執筆]
参考文献はコチラ
【長尾景虎(上杉謙信)】ながおかげとら(うえすぎけんしん)。越後春日山城主。越後国主。
【直江実綱(景綱)】なおえさねつな(かげつな)。与板城主。景虎側近。
【本庄実乃(慶秀)】ほんじょうさねより(よしひで)。栃尾城主。景虎側近。
【大熊朝秀】おおくまともひで。箕冠城主。景虎側近。
【宇佐美定行(定満)】うさみさだゆき(さだみつ)。琵琶島城主。景虎軍師。
【柿崎景家】かきざきかげいえ。柿崎城主。景虎家臣。
【北条高広】きたじょうたかひろ。北条城主。景虎家臣。
【庄田定賢】しょうださだかた。奉行。景虎家臣。
【諸将たち】
【道行く人】
【天室光育】てんしつこういく。元林泉寺住職。景虎の師。
【長尾政景】ながおまさかげ。坂戸城主。景虎の義兄。
●福田康夫内閣閣僚(2007.9/発足当時) | ||
大臣名 | 氏 名 | 備 考 |
総 理 | 福田康夫 | 自民党総裁(無派閥)・衆院議員 … 福田赳夫の子。憲政史上初の父子二代首相。 |
総 務 | 増田寛也 | 民間。元岩手県知事。 |
法 務 | 鳩山邦夫 | 自民党(津島派)・衆院議員 … 鳩山由紀夫の弟。 |
外 務 | 高村正彦 | 自民党(高村派領袖)・衆院議員 |
財 務 | 額賀福志郎 | 自民党(津島派)・衆院議員。 |
文 科 | 渡海紀三朗 | 自民党(山崎派)・衆院議員 |
厚 労 | 舛添要一 | 自民党(無派閥)・参院議員。国際政治学者。 |
農 水 | 若林正俊 | 自民党(町村派)・参院議員。 |
経 産 | 甘利 明 | 自民党(山崎派)・衆院議員。 |
国 交 | 冬柴鉄三 | 公明党幹事長・衆院議員。弁護士。 |
環 境 | 鴨下一郎 | 自民党(津島派)・衆院議員。 |
防 衛 | 石破 茂 | 自民党(津島派)・衆院議員。 |
官 長 | 町村信孝 | 自民党(町村派領袖)・衆院議員。 |
国公委 | 泉 信也 | 自民党(二階派)・参院議員。 |
国 務 | 岸田文雄 | 沖縄北方。自民党(古賀派)・衆院議員。 |
国 務 | 渡辺喜美 | 金融行革。自民党(無派閥)・衆院議員。 |
国 務 | 大田弘子 | 経済財政。民間。政治学者。 |
国 務 | 上川陽子 | 少子化。自民党(古賀派)・衆院議員。 |