★ 白砂青松!遠路遥々!?波のまにまに何かいる!! 〜 仰天!奈良十輪院開基・朝野魚養の秘密!! |
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平成二十四年(2012)八月十七日、「十年に一人の大物次官」とされる勝栄二郎(かつえいじろう)財務事務次官が退官した。
長年の財務省の悲願、消費税増税法成立を見届けてのことであった。
消費増税法が成立したのは八月十日のことである。
(今がチャンス!)
と、思ったかどうか知らないが、この日韓国で動いた男がいた。
韓国大統領・李明博(イ・ミョンバク)である。
李はこの日午後に電撃的に竹島(たけしま。島根県隠岐の島町。「国境味」参照)を訪問、
「独島(ドクト・トクト。竹島)は我が領土!」
と、高らかに宣言したのである。
野田佳彦(のだよしひこ)首相は動くことはできなかった。
野田にとっては勝への「贖罪(しょくざい)」の方が大切だったのであろう。
玄葉光一郎(げんばこういちろう)外相が、
「国際司法裁判所に提訴する」
と、韓国を非難したのは、十一日のことであった。
一方、この機に乗じて中国では尖閣諸島(せんかくしょとう。沖縄県石垣市。「尖閣味」参照)を目指す連中がいた。
八月十五日、香港(ホンコン)の活動団体「保釣行動委員会(ほしゃくこうどういいんかい)」のメンバーが尖閣諸島の魚釣島(うおつりじま)に上陸し、海上保安庁に逮捕されたのである。
メンバーは強制送還されたが、中国国内では反日デモが続発、二十七日には、丹羽宇一郎(にわういちろう)駐中国大使の公用車が北京市内で襲われ、国旗が奪われる事件まで起こった。
はい。というわけで今回は中国味である。
奈良時代の学者政治家・吉備真備の「隠し子」のお話をお届けします。
真備の弊サイト登場は六回目ですが、今回は初めての主人公です(「暴発味」「辞任味」「意地味」「女帝味」「ヤミ味」参照)。
[2012年8月末日執筆]
参考文献はコチラ
【下道真備(吉備真備)】しもつみちの(きび)まきび。遣唐留学生→官人。
【下道真備の妻】
【下道由利(吉備由利)】しもつみちの(きび)ゆり。真備の娘または妹。
【朝野魚養(忍海原魚養)】あさのの(おしぬみはら)なかい・うおかい。真備の隠し子。
【唐のオンナ】