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 〜 能登半島地震被災地七尾市の昔話!飯川の天狗!!

歴史チップス>バックナンバー2024>令和六年2月号(通算268号)能登味 能登半島地震

能登半島地震
1.消えた酒樽
2.消えた子供
3.消えた天狗

 先月号「平安味」で私はこう記した。

  本年(2024年)は辰年ですが、災禍(さいか)や戦火で竜のような火柱が各所で立ち昇らないことを願います。

 そう書いた翌日の令和六年一月一日、最大震度七の能登半島地震が発生し、輪島朝市(わじまあさいち。石川県輪島市)では竜のような火柱が立ち上ってしまった。
 まったくもって残念至極である。
 被災地の方々には、一日でも早く平常に戻れることを願いたい。

 というわけで今月は能登の昔話を取り上げることにしました。
 飯川神社
(いがわじんじゃ。もとは神明社。石川県七尾市)の大ケヤキに住んでいた天狗(てんぐ)のお話です。
 この大ケヤキは樹齢七百年で市の天然記念物に指定されていた巨木だったのですが、残念ながら令和四年(2022)十二月に伐採されてしまいました。
 ひょっとして能登半島地震は、伐採された大ケヤキのたたりかも知れません。
 ビックモーターの凋落
(ちょうらく)も、伐採された街路樹のたたりかも知れません。
 たたりは信じませんが、命あるものは大切にするに越したことはありません。
 それでは、どぞ!

[2024年1月末日執筆]
参考文献はコチラ

「飯川の天狗」登場人物

【浮浪者】神明社(飯川神社)の大ケヤキに住む「天狗」。

【分吉の子】

【分 吉】

【近所の子供たち】
【酒を買いに来た夫婦】
【村人たち】

【酒屋の主人の嫁】

【酒屋の主人】
神明社の前にある酒屋の主人。

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