71.相撲味 基礎用語集

ホーム>バックナンバー2007>基礎用語集

大王(おおきみ)
 大和政権の首長。皇族の代表。天武(てんむ)天皇の頃から天皇と呼ばれるようになった。

皇后(こうごう)←大后(たいごう)
 天皇の正妻。天武天皇の頃(皇后は後の持統天皇)の頃に称号が定着。一条天皇から二后並立制(皇后・中宮)がとられた。

菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)
 (1008?-?) 歌人。母は藤原道綱母の異母妹。父とともに上総へ下向し、後に上京、祐子内親王に仕え、橘俊通(たちばなのとしみち)と結婚、死別後に『更級(さらしな)日記』を著し、『夜半の寝覚』『浜松中納言物語』の作者とも伝えられている。

菅原道真(すがわらのみちざね)
 (845-903) 学者。公卿。右大臣。是善(これよし)の子。877文章(もんじょう)博士になり、894遣唐使(けんとうし)廃止を進言、887〜888阿衡(あこう)の紛議に意見して宇多(うだ)天皇の信頼を得、892史書『類聚国史(るいじゅうこくし)』を編集、893参議になり、899右大臣に昇って正史『日本三代実録(にほんさんだいじつろく)』・詩集『菅家文集(かんけぶんそう)』を編集するが、901左大臣・藤原時平(ときひら)によって大宰府(だざいふ)に左遷され(昌泰の変)、任地で没して怨霊となり、天神として祭られた。スト味

日本(にほん・にっぽん・やまと)
 東アジアにある国。古くは倭(やまと)と呼ばれたが、天武天皇の頃(七世紀後半)に改め、八世紀からは国際的にも使用するようになった。1889大日本帝国憲法制定により「大日本帝国」になるが、1946日本国憲法公布により「日本国」となった。

日本書紀(にほんしょき)
 日本最古の勅撰歴史書。編年体。30巻。系譜1巻(現存せず)。舎人親王(とねりしんのう)・藤原不比等らが編集。神代〜持統朝までを収録。

埴輪(はにわ)
 古墳の外に並べられる素焼きの土製品。円筒埴輪と形象埴輪に大別され、後者には人物埴輪・動物埴輪・家型埴輪・器材埴輪がある。起源については土止め説・葬列模倣説・殉死代用説など諸説ある。相撲味4

前田利家(まえだとしいえ)
 (1538-1599) 武将。五大老の一。織田信長に仕え、柴田勝家(しばたかついえ)の名代として能登七尾(ななお)城主となり、1583賤ヶ岳(しずがたけ)の戦で豊臣秀吉に属して加賀金沢(かなざわ)城主となり、秀吉死後は遺児秀頼の後見役を務めた。 

歴史チップス ホームページ

inserted by FC2 system