163.飛行味 基礎用語集

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皇極天皇(こうぎょくてんのう)⇒皇極上皇⇒斉明(さいめい)天皇
 (594-661) 宝(たから)皇女。伝三十五・三十七代天皇(在位642-645,655-661)。茅渟王(ちぬおう)の王女。高向(たかむこ)王の妃。舒明(じょめい)天皇の皇后。夫の没後に即位するが、645乙巳の変で弟・孝徳(こうとく)天皇に譲位、弟没後に再び即位し、新羅征討のため九州に赴いたが、筑紫朝倉宮(あさくらのみや)で没した。

孝徳天皇(こうとくてんのう)←軽皇子(かるのおうじ・かるのみこ)
 (596?-654) 伝三十六代天皇。茅渟王(ちぬのおう・ちぬのおおきみ)の子。母は吉備姫王(きびつひめのおおきみ) 645即位し、難波長柄豊碕宮(なにわながらのとよさきのみや)へ遷都、646改新の詔を発し、公地公民制を基本方針とした諸政策を行うが、後に皇太子の中大兄皇子と対立、654難波で没した。
ウソ味

天皇(てんのう)
 古代〜現代に至る日本の国王。もとはヤマト政権の大王。七世紀から天皇に移行。初代天皇(大王)は神武(じんむ)天皇?今上天皇は伝百二十五代。大日本帝国憲法では大日本帝国の元首、日本国憲法では国民統合の象徴。
女帝味

難波長柄豊碕宮(なにわながらのとよさきのみや)
 (645-654) 飛鳥時代の一時期の日本の首都。京域は大阪市中央区付近か。645孝徳天皇が遷都して造営を開始し、652完成。654孝徳天皇が没したことにより首都は飛鳥へ移るが、その後も副都的に存続し、686火災で焼失した。

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