150.税金味 基礎用語集

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江戸(えど)
 現在の東京都都心。江戸時代の政治の中心地(首都)。1457太田道灌(おおたどうかん)が江戸城を築いて栄え、1590徳川家康(とくがわいえやす)が入城により発展、江戸時代中期に人口百万人を超え、1868明治天皇が行幸して東京と改められ、日本の首都になった。

江戸時代(えどじだい)=徳川(とくがわ)時代
 (1600or1603-1867) 江戸幕府が支配していた時代。1600関ヶ原の戦(せきがはらのたたかい)で徳川家康(とくがわいえやす)が政権を握ったこと、または1603家康が江戸幕府を開いたことに始まり、徳川氏が代々将軍に就任した。1867十五代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が大政奉還して終わった。

江戸幕府(えどばくふ)=徳川(とくがわ)幕府
 (1603-1867) 江戸時代の武家政権。1600関が原の戦で勝利した徳川家康(とくがわいえやす)が1603に征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)に就任して創始。徳川氏が代々将軍に就任、老中(ろうじゅう)が政務を統括し、臨時に大老(たいろう)が置かれた。1867十五代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が朝廷に大政奉還(たいせいほうかん)、1868-1869戊辰(ぼしん)戦争をへて旧幕府勢力は解体した。

大坂(おおさか・おおざか)→大阪
 現在の大阪府大阪市。府庁所在地。戦国時代に石山本願寺(いしやまほんがんじ)を中心に栄え、1583豊臣秀吉が大坂城を築いて発展、江戸時代には日本経済の中心として「天下の台所」と呼ばれ、明治維新後に大阪と改めた。

新田開発(しんでんかいはつ)
 新しく耕地を開発すること。江戸時代前期に幕府や藩が勧めたため盛んになった。開発者には数年の免税など特典が与えられた。代官見立新田(代官が見立てて開発を奨励)・土豪開発新田(有力農民が開発を申請)・村請新田(村が申請)・町人請負新田(町人が請負)・百姓寄合新田・藩営新田・藩士知行新田などがある。

天保の飢饉(てんぽうのききん)
 (1833-1839または1833-1836) 三大飢饉の一。冷害や豪雨・台風などによる全国的な大飢饉。凶作により物価が急騰し、東北地方を中心に餓死する者多く、各地で百姓一揆や打ちこわしが多発、1837大塩平八郎(おおしおへいはちろう)の乱などの騒乱も発生した。税金味

天明の飢饉(てんめいのききん)
 (1782-1787) 三大飢饉の一。天皇不順・浅間山大噴火・洪水などによる全国的な大飢饉。東北地方の被害が甚大で、仙台藩で三十万人、弘前藩で八〜二十万人が餓死し、その惨状が「凶荒図録」や「天目飢饉之図」に描かれたという。噴火味税金味

年貢(ねんぐ)
 平安〜江戸時代に領主が農民に課した税。江戸時代には原則として田は米、畑は作物で支払った。地租改正で廃止。

(はん)
 江戸時代の地方行政区域。大名が治めた領地及びその統治機構。現在の都道府県より規模が小さい。1871廃藩置県で消滅。

百姓一揆(ひゃくしょういっき)
 江戸時代の農民による領主への抵抗運動。越訴(おっそ。直訴)・強訴(ごうそ)・惣百姓一揆(デモ)・打ちこわしなどに分けられる。
税金味

武士(ぶし)=侍(さむらい)=武者(むしゃ)
 武芸をおさめて軍事にたずさわった者。

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