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ホーム>バックナンバー2017>北朝鮮&民進党のあがき
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北朝鮮はアメリカに吠(ほ)える。
アメリカは北朝鮮に吠え返す。
日本も北朝鮮に吠える。
北朝鮮はアメリカにはさらに吠え返すが、日本にはさほど吠え返さない。
日本が吠えさせられているのを知っているからであろう。
北朝鮮のあがきが世界を揺るがせている。
いや、世界はそれほどでもないようである。
どうやらこの辺だけで騒いでいるらしい。
「北朝鮮が核保有を宣言した!」
と、騒いでも、部外国は、
「珍しいことじゃないね」
「アメリカとかも保有してるじゃねえか」
「保有国が八か国から九か国になっただけのことでしょ?」
ぐらいであろう。
「北朝鮮がミサイルを連発した!」
と、騒いでも、部外国は、
「珍しいことじゃないね」
「アメリカとかも撃ってるじゃねえか」
「どうせうちには飛んでこないんだし」
ぐらいであろう。
一方、日本では政界が揺らいでいる。
安倍晋三首相は、
(今なら圧勝できる!)
と、確信して衆院を解散させたはずなのに、
(待ってました!)
とばかりに小池百合子(こいけゆりこ)都知事が「希望の党」なる伏兵を決起、たちまち情勢を分からなくしてしまった。
「自民党vs.希望の党」の構図に、前原誠司(まえはらせいじ)民進党代表は危機を感じたのであろう。
(このままでは民進党は埋没して消滅してしまう!)
そのため、捨て身のあがきに出た。
「名を捨てて実を取る!」
として、民進党の衆院議員は希望の党から出馬するよう促したのである。
分からないでもない。
希望の党は、民進党が奪われた「増税阻止」という最強の武器を拾い上げている。
民進党では主張できなくなってしまったことを、希望の党は唱えられるのである。
それでも、「増税阻止」は共産党なども唱えている。
増税反対派が選り分けられて分裂すれば、自民党には勝てなくなろう。
どちらにせよ、気楽なのは勝者につけばいい公明党である。
別に公明党だけが卑怯だと言っているわけではない。
今なら勝てると不正隠し解散をした自民党も卑怯であるし、選挙に勝つためだけに野合した民進党などもまた卑怯であろう。
はい、というわけで今回も先月号の続きです。
ただし、「イスラム国」の最期のあがきが長すぎるため、今月も「滅亡味」はお届けできません。
代わりに鎌倉幕府滅亡をまたいだスピンオフ作品をお楽しみください。
今回の主人公は、『太平記』などでは超卑怯者として描かれている御内人・五大院宗繁(ごだいいんけむねしげ)です。
それでは、どぞっ!
[2017年9月末日執筆]
ゆかりの地の地図
参考文献はコチラ
【五大院宗繁】ごだいいんむねしげ。御内人。高時・邦時の家来。
【北条邦時(太郎)】ほうじょうくにとき(たろう)。高時の子。御曹司。
【北条高時】ほうじょうたかとき。鎌倉幕府14代執権。9(7)代得宗。
【船田義昌の家来たち】
【人相の悪い船田義昌の家来たちのボス】
【五大院宗繁の妹に仕えていた侍女】
【沿道の人々】
【五大院宗繁の親類の人々】
【北条邦時に似た子供】
【船田義昌】ふなだよしまさ。新田義貞の執事。