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日中国交異常化
1.斎藤妙椿の武
2.東常縁の文

 昭和四十七年(1972)九月二十九日、日本田中角栄首相と中国周恩来首相との間で戦争状態の終結と国交正常化を宣言した日中共同声明が発表された。

 それからちょうど四十周年目の平成二十四年(2012)九月、野田佳彦(のだよしひこ)首相による尖閣諸島国有化に怒った中国は猛反発、記念式典は中止され、日中国交は異常化した。

 というわけで今回は室町時代の軍記物語『鎌倉大草紙(かまくらおおぞうし)』にある一風変わった「領土問題」の話である。
 戦前には教科書にも載っていたこともある古今伝授の祖・東常縁
(とうつねより・とうのつねより)美濃守護代後見・斎藤妙椿(さいとうみょうちん)との有名な逸話です。

[2012年9月末日執筆]
参考文献はコチラ

「東常縁の領地奪還」登場人物

【東 常縁】とうつねより・とうのつねより。歌人武将。幕府奉行衆。美濃篠脇城主。

【浜 春利】はまはるとし。常縁の配下。康慶の弟。
【浜 康慶】はまやすよし。幕府奉行衆。春利の兄。

【細川勝元】ほそかわかつもと。管領(当時)。応仁の乱幕府軍(東軍)主将。


【連歌師たち】
【公家・武士たち】
【斎藤妙椿の知人】
【斎藤妙椿の母】
【斎藤妙椿の兄弟】
【斎藤宗円の葬儀参列者たち】
【京の人々】


【斎藤宗円さいとうそうえん。美濃守護代(当時)。妙椿の父(または祖父)。

【斎藤妙椿】
さいとうみょうちん。美濃守護代後見。美濃加納城主。幕府奉行衆(後年)。美濃随一の実力者。

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