156.天狗味 基礎用語集 | ||||||||||||||
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●天照大神=天照大御神(あまてらすおおみかみ)≒卑弥呼(ひみこ)
(?-?) 太陽神。皇室の祖神。伊勢神宮内宮などの祭神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと。伊邪那岐命)の娘。月読尊(つくよみのみこと)とともに高天原(たかまがはら)を治め、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と誓約を行って五男三女神を生み、彼の乱暴に耐えかねて天の石屋(岩窟)にこもり、孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を葦原中国(あしはらなかつくに)に天孫降臨させた。神武天皇(じんむてんのう)の東征も助けたされる。
●開国≒開国和親(かいこくわしん)
外国との交流を認め、仲良くしようとする思想。
●国博士(くにのはかせ)
大化の改新で設置された政治顧問。旻(みん)と高向玄理(たかむこのくろまろ・げんり)が任命された。
●攘夷(じょうい)≒攘夷論
外国勢力を排斥しようとする思想。
●日本(にほん・にっぽん・やまと)≧日本国(にっぽんこく・にほんこく)
東アジアにある国。古くは倭(やまと)と呼ばれたが、天武天皇の頃(七世紀後半)に改め、八世紀からは国際的にも使用するようになった。1889大日本帝国憲法制定により「大日本帝国」になるが、1946日本国憲法公布により「日本国」となった。現在の首都は東京。
●日本書紀(にほんしょき)
日本最古の勅撰歴史書。六国史の第一。編年体。30巻。系譜1巻(現存せず)。舎人親王(とねりしんのう)・藤原不比等らが編集。神代〜持統朝までを収録。
●旻(みん)
(?-653) 僧・学者。国博士。渡来人の子孫。608学問僧として隋に渡り、隋・唐で学習、632帰国して蘇我入鹿(そがのいるか)・中臣鎌足(なかとみのかまたり)らに学問を教え、645大化の改新で国博士に就任、高向玄理(たかむこのくろまろ)とともに律令制の行政機関八省百官を立案した。