5.鯛(たい) | ||||||||||||||
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鯛(たい)はスズキ目タイ科の魚の総称である。
見た目が良く、味も良いことから、日本では魚の王とされてきた。
また、
「おめでタイ」
と、語呂が合うため、祝い膳の魚とされた。
つまりこれも駄洒落である。
「鯛はおめでタイ」
このオヤジギャグを最初に言った人は受けたことであろう。
「おめでタイ?ププッ!」
「ヒャッハー!おもしろいなっしー!」
だからこそ、大ウケ大賞のあかしとして現在に至るまでおせちに鯛の焼き物が入っているのであろう。
が、笑いに肥えた現代人は、この程度のギャグではではもう笑わない。
「鯛はおめでタイ」
「さぶっ!」
未来人も同じである。
未来には過去の栄光など何の意味もなさない。
鯛の焼き物がおせちに入り続けている限り、オヤジギャグの作者は後世までずっとずっとさらし者にされ続けるのである。