★ 琴瑟相和!嫉妬の炎! そして怒りが大爆発!! 〜 横取りトンビを殺せ! 八十神の逆恨み! |
||||||||||||||
ホーム>バックナンバー2023>令和五年2月号(通算256号)残酷味 強盗王ルフィ?&ウクライナ戦争新展開
|
おぞましい広域強盗事件が話題である。
狛江事件では死者まで出る殺人事件になってしまった。
残虐な強盗の指示役は「ルフィ」「キム」「ミツハシ」と名乗り、ネットで実行犯を募集していた。
これまでもその指示役はフィリピン警察の収容所からスマホで日本に指示し、特殊詐欺を繰り返していたという。
事実とすれば、詐欺王が強盗王に残酷化したことになる。
一方、ウクライナ戦争という残酷劇場にも新展開があった。
米独などがウクライナに戦車を供与すると表明したのである。
「ロシアが負けるとは考えられない」
森喜朗(もりよしろう)元首相が言うように、世界最多の核弾頭を保有するロシアが「必殺技」を繰り出す前に降参するとは思えない。
戦闘は泥沼化し、よりいっそう両軍による残酷行為の応酬が横行すると思われる。
はい、というわけで今回は「残酷味」です。
実は先月の『いなばのしろうさぎ(「卯年味」参照)』というハッピーエンド話には残酷な続編があったんです。今月はそれを紹介したいと思います。
「日本神話ってことは、今度こそ下ネタ満載ってコト?」
はえ? まあ、そうですけど……。
だって、『古事記』に書いてあるんだから、仕方ないじゃないですかぁ〜。
それでは、どぞっ!
[2023年1月末日執筆]
ゆかりの地の地図
参考文献はコチラ
【オオクニヌシ(大国主神)】おおくにぬしのみこと。八十神の弟。葦原醜男。好色男。
【ヤガミヒメ(八上比売】オオクニヌシの妻。イナバの女。
【スセリビメ(須勢理毘売・須勢理姫)】オオクニヌシの妻。スサノオの娘。
【スサノオ(素戔嗚尊・須佐男之命) 】根の国の王。スセリビメの父。乱暴。
【サシクニワカヒメ(刺国若比売)】オオクニヌシの母。
【カミムスビ(神皇産霊尊・神魂命)】イザナミと同一人物? 根の国の前女王?
【キサガイヒメ】看病する裸婦。カミムスビの手下。
【ウムガイヒメ・ウムギヒメ(蛤貝比売)】看病する裸婦。カミムスビの手下。
【オオヤビコ(大屋毘古命・五十猛命)】スサノオの子。木の国の王。
【ネズミ】いなばのしろうさぎ?
【たくさんの兄たち(八十神)】オオクニヌシの兄たち。残虐。