★ 黒幕意外?実行犯変!またも歴史をひっくり返す! 〜 明智光秀は本能寺の変を起こしていなかった!? |
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ホーム>バックナンバー2020>令和二年6月号(通算224号)ロス味 コロナで失われたものたち
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令和二年(2020)五月、集英社発行の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されていた大人気漫画『鬼滅の刃(きめつのやいば。吾峠呼世晴作)』が完結した(「鬼滅味」参照)。
大正時代を舞台に少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼退治する物語だが、終わっちまったことで「鬼滅ロス」に陥る人が続出しているという。
また、新型コロナウイルス(COVID19)の影響により、NHKは大河ドラマ『麒麟(きりん)がくる(池端俊策ほか作)』や朝の連続テレビ小説『エール(林宏司・清水友佳子作)』の放送中断を決定した。
大河でも「道三(どうさん)ロス」という言葉が生まれていたが、それどころか、「麒麟ロス」「エールロス」になってしまったわけである。
っていうか、コロナの影響でロスだらけである。
五月二十五日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく非常事態宣言は全面解除されたが、まだまだ終息までは程遠い。
テレビを観れば、コロナ関連のニュースばかりである。
東京五輪(「東京味」参照)は延期され、野球やサッカー、相撲やその他スポーツの番組は、過去映像ばかりである。
バラエティーはリモートで無理やりやるか、再編集か再放送ばっかでつまらなく、「テレビロス」になってしまっている。
ロスなのはエンタメやスポーツだけではない。
コロナ蔓延以降、「外出ロス」「客ロス」を強いられ、「仕事ロス」「収入ロス」「貯金ロス」「会社ロス」「学校ロス」「ライブロス」「ジムロス」「飲みロス」「お水ロス」「家ロス」「車ロス」「夫ロス」「妻ロス」「親ロス」「子ロス」「恋人ロス」「友ロス」「物ロス」などになっちまった人も少なくないであろう。
「補償はどうなっているのか?」
こういう時は官が何とかしなければならないのであるが、官も「思考ロス」に陥っているのであろう。
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はい、というわけで今回は「リアル信長ロス」、日本史における本丸中の本丸、御存知「本能寺の変」をお届けします。
これは弊サイトの最終回の前の回でやる予定でしたが、待ちきれないのでやっちゃうことにいたします。
もちろん、来月号は最終回にはしません。
大丈夫です。「本能寺の変」の案は、いくつも持っていますから〜。
そういえば、先月(令和二年五月)、明智光秀ゆかりの京都府福知山市が「本能寺の変 原因説50 総選挙(HNG50)」をやっていました。
しかし、その中にも、この珍説はありませんでしたね。
何しろ、変を起こすのは、明智光秀ではありませんから!
本能寺の変の話なのに、明智光秀は一度も登場しませんから!
信長以外の登場人物全員が共犯者のように見えちゃってますから!
黒幕の正体も、意外なあの方ですから!
信長は自害しませんし、信長を殺すのも明智の手の者ではありませんから!
「そんなわけのわからん珍説があるんか?」
はいはいはい、それでは今から、その珍説を御覧に入れましょう!
[2020年5月末日執筆]
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